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【美肌効果!】コラーゲン豊富な牛テール煮込み【仏シェフ直伝レシピ】

こんにちは。少し珍しい肉の部位を見つけると心が弾んでしまうたべストレータ−kiyoです。
家でおこもり、こんな時こそ!じっくり時間をかけて煮込み料理を作ってみるのはいかがでしょう?

先日私はお気に入りの精肉店で牛テールの塊を見つけたので、久しぶりに煮込み料理を作ってみました。春といえど私が住む地域はまだまだ肌寒い日が続きますので鍋や煮込み料理は、あともうちょっと喜ばれます。

塊肉は意外と扱いやすい!

肉の塊を調理するのは、億劫でめんどくさいと思っていませんか?逆だと思うんですよ!奥さん!
もちろん、下処理は必要ですが肉は切らずにそのままドボンと入れてしまったらいいんですもの。
時間をかけてじっくり煮込んだ肉は中まで濃厚な味が染み渡ります。ホロホロと身が取れますので熱々の鍋ごとテーブルに運んで食べる直前にサーブします。レストランみたい贅沢な気分になり、間違いなく家族に褒めてもらえます!?

塊肉を調理する時のポイント2つ

  • しっかりと下味をつける
  • 焼く1時間前に冷蔵庫から出して室温に戻す

私が師とするフレンチのシェフに塊肉料理を調理する際のポイントを教わってきました。作る料理のメニューによって下味のつけ方は違いますが、室温にしておくというのは全ての肉に共通するポイントだそうなので参考にどうぞ。

牛テールという部位

牛テールは牛の尾部分(しっぽ)になります。とても硬い部位ですので長時間の煮込み料理に向いています。
個体差もありますが、60cmほど牛の尻尾から1.5kg~2kg ほど取れます。私が買ってきたテールは567gでしたので尻尾の約1/3ということですね。希少部位に当たりますので、見つけるとラッキー!

テールには美肌効果で注目されるコラーゲンが豊富なので女性に人気の部位です。テールスープは韓国料理店などでよく見かける美味しい料理ですね。

牛テール煮込み

材料(3~4人分)

  • 牛テール(約500g)
  • 塩、胡椒(下味用)
  • バター(10g×2)
  • 水(1,000ml)
  • コンソメなどスープの素
  • ホールトマト(1缶)
  • 冷蔵庫にある香味野菜くず(下茹で用)
  • 煮込みに入れるスパイス(月桂樹、クローブ、オレガノ、タイムなど)
  • あればハチミツ
  • 冷蔵庫にある野菜(何を入れても美味しいです!)

作り方

1. 温めたフライパンにバターを溶かし、塩胡椒で下味をつけた肉の塊肉の各面に焦げ目をつける程度に焼く

焦げ目をつけて煮込むと香ばしくなります〜

2. 焼け目がついたらフライパンから取り出し粗熱をとる

浮き出た血などをキッチンペーパーで拭き取る

3. 鍋に塊肉を入れ頭がかぶるぐらいの水を入れる。(水の量は適当)冷蔵庫にある香味野菜も入れて水から下茹で20分。
私の場合は玉ねぎのヘタ、生姜、葱、レモングラスを入れました。

丁寧にアクを取りながら茹でます

4. 下茹でが完了したら塊肉を取り出し、別の鍋でいよいよ本煮込み(下茹でをした湯は使わない。その湯は旨味の塊なので取っておいてカレーやスープ、別の料理に変身させることオススメします?)

別の鍋に塊肉、水(1,000ml)コンソメやブイヨンなどのスープの素、スパイス、トマト缶、バター、ハチミツ、一緒に煮込みたい野菜を入れて火にかける。沸騰したら中弱火。ひとまず一時間程煮込む。

私の場合、スパイスはローリエ、クローブ、タイム。野菜はひよこ豆、黒オリーブ、舞茸、じゃがいも、ホワイトアスパラガス、玉ねぎ丸ごと2個と1個は切って入れました。あればこのタイミングでチャッツネも入れます。このチャッツネについては後に詳しくご紹介したいと思っています。
野菜は白菜や大根、何でも合うと思いますが特に豆類はふっくら美味しく甘くなりますので特にオススメです。

スープの素はブイヨンやコンソメなど何でも。私は牛には牛、鶏肉ならチキンストック、魚ならインスタントのヒュメドポワソンなど、食材によって使い分けたりします。業務スーパーでも気軽に買えるようになったのは嬉しいです。

オランダのビーフストック
煮込み始めの鍋の中身

5. 蓋をして中弱火ひたすら煮込む

1時間程経った鍋の中身

6. できあがり〜

結局トータルで3時間ほど煮込みました
プルプルとしたゼラチン部分もたくさん
翌日はほぐれた肉にソーセージを投入!

ほろほろ柔らかいお肉にチーズをかけてみて。本当に美味しくなりますよ。
ワインと共に幸福満足度が高いディナータイムになることでしょう。